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2010年2月

Berlinale [イベントレポート]

投稿日時:2010/02/22(月) 17:45

極寒のドイツにもようやく春が近づいてきました。何十センチも積もっていた雪が溶け始め、道が見えるようになりました!雪が溶けるにつれ、雪の下に埋もれていたゴミが一気に現れ... 道全体がまるで古代の貝塚のようにも感じます。タバコの吸殻、滑り止めの大量の砂利、大晦日に飛ばしたであろうたくさんの花火、食べかす、犬の糞... 決してきれいなものではありません!雪が降る前の人々の生活が見えたと言うと大げさですが、まるで止まっていた時間が帰ってきたように思えました。

寒い中でも2週間ベルリンを盛り上げていた国際映画祭"Berlinale"も昨日ついに閉幕。「キャタピラー」主演の寺島しのぶさんが最優秀女優賞、また山田洋次監督も特別功労賞"ベルリナーレ・カメラ賞"を受賞しました。
今まで2月は日本に帰国していることが多かったのですが、今回初めて"Berlinale"の雰囲気を楽しむことができました。東京ではほとんど日本映画を見ることはなかったのですが、せっかくの機会なので山田洋次監督の2作品「おとうと」と「京都太秦物語」を鑑賞して来ました。どちらの映画も会場はほぼ満席状態で、大きな笑い声やラストは涙や鼻をすする人がたくさん!会場の人たちと「日本」を共有することができました。

 Berlinale会場のBerlinale Palast(メイン会場)

今年のカラーは紫のバッググラウンドに蛍光黄色の"Berlinale”の文字。街中至るところにポスターが貼られていました。

 
クマちゃんキャラクター(おしりが突き出た感じがキュート)

 上映プログラム(映画のタイトルがずらーり!)

 チケットを購入(なんと6ユーロ!)
 
ラッキーなことに「京都太秦物語」を上映後、主演の海老瀬はなさんとプロデューサーが登場!
「おとうと」上映後も期待していましたが、山田監督も吉永小百合さんも残念ながら現れず...

 
会場に飾ってあったサイン入り特大写真パネル(様々な俳優や監督たちの写真パネルと一緒に並んでいました)

 毎年デザインと素材が変わるバッグ。グッズもいろいろ!

来年のBerlinaleも楽しみです!

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