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2012年2月

Berlinale 2012 [イベントレポート]

投稿日時:2012/02/21(火) 12:12

毎年恒例の避寒一時帰国があっという間に終わってしまいました。

大好きな両親とのんびり過ごし、仲良しの友達たちと1年間会えなかった時間を埋めるようにまとめ会いし、おいしいものをお腹いっぱーい食べ、おしゃれかわいい雑貨ショップめぐりをし、京都と奈良へプチ旅行し、靴底が磨り減るほど町中を歩き回り、とにかく幸せな1ヵ月半でした。もちろんベルリンにいる時も、日々小さな幸せ、大きな幸せを感じながら生活をしていますが、気づかないうちに入っていた肩の力が日本に帰ると一気に抜け、スッーっと楽な気持ちになれます。

いつでも戻れる場所がある、いつでも温かく迎えてくれる両親や友達がいる、ということは本当に幸せなことだと思います。
いい年の娘の面倒を見てくれる両親、なかなか止まらないおしゃべりができる大切な友達たち、いつも本当に感謝しています。しばらく会えないのはとても淋しいけど、いつも気持ちはつながっています!

せっかく寒さを逃れて日本に戻ってきましたが、なんと東京の方がベルリンよりも寒い日がありました。ベルリンに戻る少し前から、ドイツ(ベルリンだけでなく、ヨーロッパ中)は、大寒波で極寒の地に。。。私が戻った時はマイナス15度。一時期はマイナス20度をも下回る日が続いていたので、マイナス15度でもまだマシだと言われました!なんと言うことでしょう!今回日本で仕入れたイヤーマフが大活躍です!

青空の東京で夢のような日々を送っていたところから、一気に極寒でどんより灰色天気の現実に戻り、すっかりションボリしてしまいますが、この時期の毎年唯一の楽しみはBerlinale (ベルリン映画祭) です!今年はバタバタしているうちにあっという間に終わってしまいまい、映画のハシゴがあまりできませんでしたが、北朝鮮に息子がいる在日韓国人の家族を描いた「かぞくのくに」と、イタリア人建築家 Pier Luigi Nervi が設計した建物のスライド写真映画の 「Parabeton - Pier Luigi Nervi and Roman Concrete」の2本を見てきました。「かぞくのくに」は、国際映画祭フォーラム部門で CICAE(国際アートシアター連盟)賞を受賞しただけあって満席でした!ベルリン映画祭のすごいところは、映画上映後の舞台挨拶で映画に出演している俳優や監督を見られることです!今年は、ヤン・ヨンヒ監督と女優の宮崎美子さんを間近で見てしまいました。昨年の感動はこちらから。


 
(左) 今年のプログラムとポストカード  (右) 過去の映画祭ポストカード


さーて、気持ちを切り替えて、今年も頑張るぞーーー!
おもしろドイツレポートをお楽しみに!

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