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ブログ 2008/5

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アートめぐり 2[2008年5月]

投稿日時:2008/05/30(金) 10:55

東京は梅雨入り間近?ベルリンは毎日青空で、昼間は半袖でもちょうどいいくらいです。

帰国まで1週間をきりました。何かと忙しい毎日が続いていますが、前に通りがかりにのぞいて気になっていたギャラリー Haunch of Venisonの展覧会に行ってきました。

 

ここのギャラリーは、昨年の10月に大きな大仏が展示されていたところですが、メッセージ性のあるモダンアートを多く取り扱っています。今回もまた、スコットランド出身のアーティストNathan Coleyの、高い天井に届きそうな、ギャラリーのスペースをいっぱいいっぱいに使ったダイナミックな作品でした。このアーティストは、毎年50歳以下のイギリスのアーティストに授与されるターナー賞(Turner Prize)にも以前ノミネートされたそうです。もしかしてすごい有名人?!

ちなみにここのギャラリーの展覧会案内カードは、厚紙でできていてデザインがとてもかっこいい!今回のも黒地に薄っすら作品がかたどられていておしゃれだったので早速保存版です。

 写真だと大きさがあまり伝わらなくて残念!

 後ろから見ると…

 

なんと次回はRichard Longの展覧会ということで、今からとても楽しみにしています。

 Hamburger Bahnhofにある作品(手前)

アートめぐり[2008年5月]

投稿日時:2008/05/27(火) 10:15

昨年の今頃は病気三昧だったなあ、と振り返りながら、ちょうどその時行ったデザインマイを思い出しました。今年もそろそろ!と心待ちにしていたのですが、時期が近づいてきてもポスターなどの情報を全然見かけず、疑問に思ってホームページを見たら、DESIGNMAI PAUSE= DESIGNMAI BREAKと書かれていたのでちょっとビックリ。その代わりに(?)、21日~25日までDMY International Design Festivalという新しいイベントが開催されていたのでのぞいてきました。

 

どうやらこのイベントは、毎年開催されていたinternational exhibition on young design trendsというイベントの拡大版らしく、今年はベルリン各地、約40ヶ所でドイツ・世界の若手アーティストの作品が展示されていたそうです。アリーナでの大イベントや、小さなギャラリーや大使館でのさまざまな展示があったので、散策も兼ねてまわってきました。


 DMYのパンフレット(中に展示会場マップがついている)

 

展示と建築の両方を楽しめるのは、北欧大使館。スウェーデン、デンマーク、フィンランド、ノルウェー、アイスランドの北欧カ国の大使館で、行くたびにたくさんの旅行パンフレットをもらって帰ります。建物の中に光がたくさん入ってとても開放的、ガラス・木・コンクリートのモダンな建築です。そして展示もいつもおもしろいのでお気に入りの場所です。今回は自然をテーマとしたノルウェーのグラフィックデザイン展でした。展示には鮮やかな蛍光グリーンが使われていたのですが、建物全体がシンプルなデザインなので、ポイント色になっていい感じ。建物はそんなに広くないのですが、空間をうまく使っています。

  

NatureのNの先が木の根になっている!

 

  


ブランデンブルク門前では、自転車のレースをやっていたせいか大混雑!サングラスにヘルメット、パッツパツのハーフパンツの自転車族とその応援団であふれ、すごいことになっていました。


 

Hauptbahnhof(中央駅)近くにあるモダンなガラス建築のInternationales Design Zentrum Berlin (IDZ)ではイスラエルのデザイン展をやっていました。イスラエルのデザインってどんなの?と思っていたのですが、デザインだけ見るとイスラエルと思えないような、欧米風モダンデザインでした。細長い建物の中に花瓶、時計、カバン、照明などさまざまなデザインが展示されていました展示のテーブルが、なんとなくお相撲さんのおしりに見えたのは私だけ?!


 細長い建物

 

左の正三角が重なるとユダヤのダビデの星になっています

 パンフレットの入れ物も上の作品の一部?

 

Daadgalerieでこんなのも発見!パレスチナ系イギリス人のMona Hatoumによる"Hanging Garden"だそうです。

ここのギャラリーではいつもおもしろい展覧会がやっています。


 日に日に茂っていく作品

 

DMY International Design Festivalと同時にBerlin Biennial for Contemporary Artもやっていたので、一緒にまわってみることにしました。ビエンナーレと言えばヴェネツィアですが、ベルリンでも1996年から2年に1度開催されているらしく、今年は5回目だそうです。知らなかった!全4ヶ所で開催されていますが、そのうちの1つの(無料で見られる!)Skulpturenpark Berlin Zentrumに行ってきました。ここの公園、はるばる歩いて行くわりには中途半端な作品が多く、これだけ???と、いつもガッカリさせられますが、今回もまたよく作品を理解できないままその場を去りました。誰かの解説があると理解できるかな。でもこうして写真を並べてみると意外とユニークな作品が多いかも!  

 


  

それにしてもこんなにたくさんのアートイベントを街中あちらこちらで同時に開催しているところがベルリンのすごいところ!

MUJI kommt nach Berlin ![2008年5月]

投稿日時:2008/05/26(月) 12:15

ベルリンでもついに先日無印がオープン!観光客でいつもにぎわっているHackescher Markt駅前という絶好地。

以前はBritish Councilがありましたが、どこに行ったんでしょうか?

 

海外では”MUJI”として知られていますが、ベルリンMUJIも店の中が大混雑するほどの大人気。ドイツにはどうやらベルリン、デュッセルドルフ、ミュンヘンの3店舗しかないようです。日本語の表示と値段がついたままで商品が売られていることが多いのですが、75円の消しゴムが2.50ユーロ、800円のおわんが9ユーロ?!しかも日本の無印では何てことないポストイットや鏡などをすごい真剣に見ている姿を見て、ちょっと笑えました。フロアは2階あり、1階は文房具と衣服、2階はキッチン・生活用品、化粧品、ベッドや照明などのちょっとした家具などが売られています。

 

残念ながら日本と比べると品数が少ないし、食材も売っていないのですが、ホームシックになった時は是非ここへ!

 

 

オランダ&ベルギー旅行 6 (帰り道編)[2008年5月]

投稿日時:2008/05/19(月) 14:35

最終日はブリュッセルから電車で1時間半で行けるドイツの街アーヘンへ。街の中心にある大聖堂は、8世紀末に完成された北ヨーロッパ最古の大聖堂で、1978年に世界遺産に登録されたそうです。中は薄暗いですが、大理石、金が使われていてゴージャス!
 
  
 
 
ベルリンの街のシンボルはクマだけど、アーヘンは馬?街中でよく馬たちを見かけた
 
 
モダンなバス停
    
  
そしてさらに電車で1時間のケルンへ。
ケルンにも大聖堂があります(駅前!)が、とにかく大きい!後ろにさがってもさがっても写真に入りきりません。
 
 いつもどこかしら修復中
 
聖コロンバ教会博物館へ。聖コロンバ教会は、第2次世界大戦で破壊されましたが、スイスの建築家Peter Zumthorが残った古い教会の部分と新しい建築を組み合わせ、博物館として再生しました(2007年オープン)。新しい部分は古い教会の部分とできるだけ近い色のレンガを合わせて造られているそうです(デンマークの職人が手がけたそうですが、色合わせがけっこう大変だったとか)。戦後の平和モニュメントとして再生されたベルリンのカイザーヴィルヘルム教会やドレスデンの聖母教会のようにメッセージ性のある建築です。
 
 
 
 博物館の中にあるチャペル
 
ケルンから東へ東へ、7時間後ようやくベルリンに到着しました。 

オランダ&ベルギー旅行 5 (ブリュッセル編)[2008年5月]

投稿日時:2008/05/19(月) 14:30

あっという間に帰国日まであと2週間ちょっと。まだまだやることがたくさんあるので、ラストスパートです。
 
旅4日目は、1日ブリュッセル観光をしました。
 
まずはお決まりのグラン・プラスへ。
 
  
   
ギャラリー・サンテュベールを通り抜け。ヨーロッパ最古のショッピングアーケードだそうです。
 
 美術館みたい!

ブリュッセルの市制記念?のイベントもやっているようで、大にぎわいでした。
 
  ブリュッセル市のロゴはユリ
 
  
手作りカー・レースのイベントポスターと会場(←普通の道にワラを敷きつめてある)
 
 運転する人ももちろんラビットスタイル
 
 キノコ・カー
 
 これはいったい?!犬?
 
 ブリュッセルと言えば、これ!(超リアル)
 
 モダン・カー
 
 私のお気に入りのバナナ・カー
    
 庭もきれい
 
 アイデア楽器がいっぱい! 
 
  
    
   
ホルガーがガイドブックに載っているオススメ5コースを1日でまわろうと企み、暑い中ひたすら歩く、歩く。
 
建築・アート
 

 
  

     
壁アート
 

  
  
    
小便小僧
 
 仮装大賞
 
 お土産にお1ついかが?
 
名産品
チョコにワッフルにビールにレースに、ベルギーは名産品が多い!
 
 KONISHIKI?チョコ
   
 本場のワッフル!
   
 
ビールショップ(看板も瓶でできている)

   
今度は電車に乗って、ラーケン王宮の中国館・日本塔へ。1900年のパリ博のパビリオンとして建設されたものが、当時のベルギー国王レオポルド2世の命で移築されたそうです。日本塔はフランス人の設計で、内装は横浜の職人が手がけたそうです。一見中国っぽい建物ですが、日光の東照宮風にも見えました。でも裏側がレンガでできていてちょっと不思議!
 

 
 
 
 やる気のない狛犬?たちのお出迎え

  
そしてさらに歩いて、歩いて、ベルギー旅行のシメのアトミウム(Atomium)へ。
1958年のブリュッセル万博のために建設されたモニュメントで、9つの球体が原子を表しています。ベルギーの2ユーロコインの裏にも絵が描かれています。高さはなんと103メートル!遠くからでもよく見えます。私たちが行った時には美術館やお土産ショップが既に閉まっていて、ステキなお土産を逃しました!ガッカリして2人でずーっとため息つきっぱなし。それにしてもすごい迫力!とにかく来られてよかったです。
 
  
   
 
   
 アトミウムチョコ
 

とにかくものすごい歩いた4日間でした! 
 

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