Wir sind ein Berliner

クリスマスまであと10日。本格的な寒さになり、先週末は雪が降りました。夕方４時にはもう真っ暗。今年はホワイトクリスマスになるでしょうか？今月のはじめから、ドイツ中の街でクリスマスマーケット(Weihnachtsmarkt)が開かれています。ベルリンだけでも約30のマーケットが開かれていて、世界中の観光客で大にぎわいです。ドイツ国内からもバスツアーで来る観光客が多く、マーケットの近くには大型バスが何台もとまっています。みんなあつあつのグリューワインを飲みながら、ホットドッグを頬張っています。マーケットではケーキやクッキーなどのお菓子の他、木でできたかわいいクリスマスの置物、手作りの製品などいろいろな物が売られています。各マーケットによって雰囲気が異なり、また週末のみ開催のマーケットもあるので、12月中はマーケットのハシゴをして楽しむことができます。

また12月に入ってからの楽しみは、24日まで日にちが書かれた窓をカウントダウンしながら開けていくアドベント・カレンダー(Adventkalender)です。毎日どんな絵が出てくるかワクワクしながら窓を開けます。最近は絵だけでなく、チョコレートやレゴが出てくるカレンダーもあります！

そしてデパートにはクリスマスグッズがずらーり。12月中は日曜日も営業しているお店がたくさんあり、クリスマスプレゼントを買いに来たお客さんで大混雑です。クリスマスツリーは本物の木を買うファミリーが多く、通りで様々な高さや大きさの木が売られています。早く買わないとバランスのとれたステキな木を買うことができないそうでみんな必死になって探しています。彼の実家でも３年前からツリーの飾り付けは私たちの担当になりました。千代紙で折った鶴をぶら下げて、毎年大好評です！ちなみにドイツではサンタクロースはサンタさんではなく、聖ニコラウスと呼ばれていて、夜中にコッソリ子供たちにプレゼントを持ってくるという風習はない(宗教や地域によって異なるようですが、彼の実家では24日にプレゼントの袋を背負ったサンタさんの存在はないようです)?!?! 祭日である12月6日に靴下を吊り下げておくと次の日お菓子が入っているそうです！そして24日は家族で教会に行き、ゆっくり夕食を食べ、夜はみんなでプレゼント交換をします。24日午後から26日まではお店も閉まり、街中とっても静かです。ドイツでは、クリスマスは家族でのんびりゆったり過ごしますが、大晦日は友達たちと飲んで、飲んで、飲んで、食べて、カウントダウンして新年を迎えるのが主流のようです。大晦日の夜は街中で花火が飛び交い、まるで戦争のようです...


　くるみ割り人形がずらーり

　
チョコサンタ・ツリー

　パッチリ目のチョコサンタさん

　お茶目系

　お笑い系


日本ではクリスマスが終わった途端、すぐにお正月モードに切り替えですが、ドイツでは年末までクリスマスのイルミネーションが続きます。今年のクリスマスは彼の実家で、年越しとお正月は日本の実家で過ごします。２つの行事を２つの国で... なんだか得した気分です！

それでは、ステキなクリスマスを！そしてよいお年を！