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ブログ 生活事情

ドイツのドラッグストア[2007年8月]

投稿日時:2007/08/24(金) 23:30

海外でお土産物探しに最適なのがドラッグストア。通りがかりについついのぞいてしまいます。ドイツでも日本と同じく2種類の薬局があります。

 

1つは、お医者さんからの処方箋を必要とする抗生物質などの特殊な薬を取り扱っているApotheke(アポテーケ)。赤のAのマークが目印です。緊急時に備え、当番制で時間外営業もしています。赤の大きなマークなのですぐに見つけられます。よく見ると、Aのマークの中に蛇が杯に巻きついた絵が書いてあってなんだか気持ち悪いです(どうやらギリシャ神話に由来している蛇らしい)。5月に病気にかかり、初めてベルリンのお医者さんにお世話になりました。日本大使館に紹介してもらったベルリン唯一の日本人医師(ベルリンに40年以上住んでいらっしゃる女医さんです)が経営している小さなクリニックに行きました。運良くアパートから歩いて15分ぐらいのところにありましたが、5メートルも歩けないくらいつらい症状だったので、病院にようやくの思いでたどり着き、診断を受け、処方箋をもらい、さらに初めてのアポテーケにも行かなくてはならず、かなりフラフラになりました。ただお医者さんもアポテーケのスタッフもとても親切で、救いの天使のように思えました!そんなアポテーケでは、病院通いをしていそうなお年寄りでにぎわって(?)いました。処方箋なしで購入できる薬なども売っていますが、気軽にはあまり入れない雰囲気です。

 

                             

各薬局のロゴマーク

 

そしてもう1つの薬局は、マツモトキヨシやサンドラッグのようなドラッグストア。シャンプー、洗剤、化粧品、香水、ドイツブランドのNIVEA製品からお菓子、ペット用品、フォトアルバム(デジカメ写真を現像をする機械もあり)やCDまで何でも売っています!ベルリンでよく見かけるのは、dmやRossmannで、それぞれ独自ブランドの製品も販売していて、そういった製品は値段もお手頃です。ちなみに私のお気に入りはRossmannです。週変わりで電気製品や生活用品などのいろいろな商品を売っているので、つい毎週チェックしてしまいます。今まで売っていたものは、ハンガー、ミニ掃除機、ミキサー、シェーバー、脱毛器、目覚まし時計、アイデア商品などとにかく扱う商品が幅広く、値段も安いです。先月4.99ユーロでドライヤーを購入しました。音はスゴイですが、今のところ問題なく動いています(笑)。

 

洗剤1つにしてもものすごい種類の数、しかもドイツ語なのでよく分からず、商品をじーーっと見つめてドイツ語を解読して、あとは想像力に任せます。以前ボディーシャンプーが欲しかったのですが、気に入ったものを見つけるのにとても苦労しました。ドイツは乾燥しているせいか、液体石鹸は乳液やオイル入りのが多く、洗い終わった後ベタベタしてさっぱり感がありません。ボトルもカラフルで、ジュースかと思うような香りがいっぱい!オレンジやレモンなどのフルーツ系、そしてヨーグルト入りのアロエ、マルチビタミン、ココナッツ、ベリー、なんとチョコや緑茶まであります!こうなったら好きな食べ物または気に入った香りの物を買うしかありません。1つ1つボトルのふたを開けて、においを嗅ぎ嗅ぎ。横に立っているお姉さんも同じことをしていました。たかが1、2ユーロのものですが、迷いに迷った結果Asia Spa大豆ミルク&桜の花のボディーシャンプーを購入。漢字で「美」とか書かれています。このAsia Spaシリーズはもう1つあり、なんとハスの花!日本で見慣れたDoveもありましたが、せっかくなのでチャレンジしてみました。日本で桜の花の香りはかいだことはありませんが(香りはあるのかな?)、結構気に入って使っています。また、ドイツでどうしても買えない物は、歯ブラシです。今私が使っている日本から持ってきた歯ブラシの2倍以上の大きさで、口からはみ出してしまいます。子供用のを買えばいいのですが、ドイツの歯ブラシは結構高いのでケチケチ日本の歯ブラシを使っています。 

   

ヨーグルト入りボディーソープ(左)・カラフルシャワージェル(中央)・私の使っている桜ボディーシャンプー(右)

 

海外の製品は外見だけではどんな物か分からず、中身は予想外なことが多いので常にチャレンジャーです。迷いすぎてどうしようもない時は、マークを見て買うことにしています。ドイツでは、Die Stifutung WarentestÖko-Test Verlagという商品テストを行っている会社があります。Die Stifutung Warentestでは、無作為に選んだ対象商品を、技術面、環境面、実用性、取り扱いの4点で検査し、それぞれの項目に対し、大変良い、良い、満足できる、劣る、かなり劣るの5段階に評価するそうです。このテストでは生活用品、電気製品、食料品、そして航空会社などの企業まで対象となります。またÖko-Test Verlagでは、推奨できる、やや推奨できる、あまり推奨できない、推奨できないの4段階に分類。これらのテスト結果は、それぞれの会社が発行している雑誌やホームページで公表している他、ドラッグストアやスーパーで売っている商品にもテスト結果のマークが印刷されています。商品の袋や箱にSEHR GUT(英語のVERY GOOD)やGUT(英語のGUT)、そしてテストを実施した年月、時々テストの対象となった商品数も表示されています。もちろん悪い結果をもらった製品には企業のマイナスになるため何も書いてありません!この製品は質が悪いです、とか書いてあったら誰も買いませんよね。アパートの近くの銀行にもGUTのマークが誇らしげに表示してありました。テストの詳細についてはRhein Brückeというホームページに日本語で記載されています。ちなみに私たちが使っているSEHR GUT製品は歯ブラシチューブ、日焼け止めクリーム、マーガリンです。「大変良い」とか書かれていると、ものすごーい良い製品を使っている気がしますが、実際はどうでしょうか。

 

 私たちが使っているSEHR GUT製品(四角い表示がテストのマークです)

 

日本でも最近よく見かけるカエルのマークの洗剤を製造しているFrosch社はドイツの会社です。Froschはドイツ語でカエルという意味です。カエル社!ドイツではカエルグッズが結構人気があります。Frosch社のマークも生々しくなくかわいいですが、どうしても東京の我が家の庭によく出没する本物のカエルを想像してしまい、ちょっと気持ち悪いです。Frosch社の洗剤は、洗浄力もあり、且つ環境に優しいエコ洗剤として有名で、ドイツのドラッグストアやスーパーで必ず売っています。日本ではたしか700~900円ぐらいしていましたが(高すぎ!)、ドイツでは2~3ユーロ(約350~500円)で買えます。ちなみにこのFrosch社のテーマは「環境と共存していくこと」だそうで、洗剤に香料や着色料(もちろん天然のオレンジオイルなど)を入れ、容器のデザインもおしゃれにすることにより、環境に気づかいながらも、洗剤を使う人が楽しく使えるようにしているそうです。ふむふむ。私たちのトイレ用洗剤もカエルで、香りはレモンですが、さすがにトイレ掃除は楽しくありません。洗剤の詳細についてはecomarketのホームページをご覧ください。

 

 

 

今度みなさんがドイツにいらした時は、是非ドラッグストアに行ってみてください。きっと驚きのものがたくさん見つかると思います。