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ドイツのスグレもの・日本のスグレもの 随時更新!

2014/10/01

ベルリン生活も2013年8月で早5年目を迎えました!毎日あたふたしていると、なかなか今までの日々をゆっくり振り返る時間がありませんが、いろいろ思い返してみると、さまざまな『おもしろ・びっくり』ドイツ体験をしたなあ、としみじみ思います。日々の出来事だけでなく、生活の中で見つけた、文化や考え方の違い、生活用品の違いなどなど、多くの発見もありました。ベルリンに来て間もない頃は、町中の至るところで「なんだ、これ?」の物をよく見つけました。毎日がアドベンチャーで、日々笑いあり、イライラあり、変化に富んだ1日1日を過ごしました。5年も経つと、慣れもあり、”驚き”も残念ながら(ありがたいことに、ショックに対して心臓も強くなったかな?!)減ってしまいましたが、離れてみて分かる日本が誇るべきハイテク製品の数々、住んでみて分かるMade in Germanyの素晴らしき物に対する気持ちは今でも薄れません。

そこで、日独生活文化的視点で(!)、ドイツのスグレもの・日本のスグレものを紹介したいきたいと思います。

ハーブティー<ドイツのスグレもの>
正直私はハーブティーなど味の強い飲み物が苦手です。ドイツのオーガニック・ティーの良さは日本でもよく知られていますが、今までほとんど飲んだことがありません。でも、病気のたびにこれらのティーに救われています!それは、なんと薬用ティー!風邪をひいた時、お腹の調子が悪い時、よく寝られない時、膀胱炎にかかった時にでさえ、その症状をやわらげる効果のある幾種類ものティーが売っています。その効果の高さも値段の安さも(1箱2ユーロ前後!)オドロキです!ただお茶を飲むだけで、そこらの普通の薬よりも効き目があることがしばしば。私たちは病気のたびに、ドイツ・ティーの効果に驚かされます!体調が優れない時は、ドイツの薬用ティーを是非お試しください。

 
Bad Heilbrunner社の薬用ティー(左は咳・気管支ティー、右は胃腸ティー。名前もそのまま!)

サランラップ<日本のスグレもの>
サッと出して、ピッと切って、、、日本であればそんな切れ味はどんな安いラップだって大して変わりがないと思います。
と・こ・ろ・が、ドイツのラップはまず、サッと出すことができない!そしてピッと切ることもできない!そんなわけで、イライラするのです。あえて言いますが、私が気が短いというわけではなく、ドイツに住んでいる日本人の奥さんだけでなく、ドイツ人ですら、ラップを使うたびにこのイライラを感じているはずです。つい先日も義母が「あ~、切れない!」と言っているのを聞き、思わずニヤリ、やっぱり!と思ってしまいました。問題はフォイルが薄く、くっつきやすいこと、そしてカットの切れ味が悪い、さらに巻き戻りし、その上ロールが飛び出す、という始末です。あ~、イライラ!!そのイライラを解消するために、わざわざ日本からサランラップを持ってきています。さらに無印でラップ詰め替えケースを買い、ドイツのイケてないラップを入れています。そのお陰で切れ味はちょっとマシかな?ドイツでも日本のラップを売ってくださーい!

タクシー<ドイツのスグレもの>
日本から来た友人やお客さんが空港を出て、まず最初に感激するものと言えば、ベンツのタクシー!
凡人であれば、ショールームでも行かない限り、高級車であるベンツに乗る機会なんてまずありません。それがドイツであれば、たったの数百円で、お金持ち気分を味わうことができるのです。ベンツの他にはフォルクスワーゲンやトヨタのタクシーもありますが、乗るんだったらやっぱりベンツでしょ。(せっかくの夢を壊すようですが、乗り心地はそう変わらないかも!でも、気分的な問題です!)

コンビニ<日本のスグレもの>
上記のタクシーとは逆に、日本に来た外国人が感激するものと言えば、コンビニ!
ドイツにも24時間営業のキヨスクはちらほら見かけますが、薄暗い店内に新聞、雑誌、お菓子、タバコ、お酒など町中で見かけるような物ばかりが売られていて、不良みたいな人たちがたむろしていることもあり、日本のコンビニのように心がトキメキません。ところが、日本のコンビニは、食べ物・飲み物はもちろん、生活雑貨、雑誌など、あらゆる種類の物がずら~りときれ~いに並べられています。パッケージもかわいい!日本に住んでいた時は、コンビニなんて用がある時に行くだけでしたが、ドイツで生活するようになってからは、特に用がなくてもコンビニに入り、目を輝かせ、おにぎりからスイーツやアイスまで棚の端から端までジックリ見入ってしまいます。買いすぎ注意!

セントラルヒーティング<ドイツのスグレもの>
ベルリンの寒さは東京の寒さと比べ物にならないほど厳しいです。真冬はマイナス20度を下回る日もあり、まつ毛が凍ったり、電車のドアが凍って開かなかったり、などという東京では考えられない事態が起こります。けれども、寒さを厳しく感じるのは、外を歩いている時だけで、家の中はセントラルヒーティングでぬくぬくなんです!東京の我が家でセントラルヒーティングを取り入れるとすれば、予算的にとっても不可能な話ですが、こちらのアパートにはそれぞれの部屋に、そしてトイレにもヒーティングが設置されていて、温度や暖房の強さ(5段階)も調整することができます。日本のハイテク・トイレと違ってこちらはごく普通のトイレなので、ヒーティングなしでは、トイレの便座も氷のように冷たく(!)、座るたびに飛び上がり、気絶しそうになるので、トイレのヒーティングはとても重要です。タオルをかけることもできるので、ホットタオルみたいにぬくぬくです!

  ドイツの一般的な暖房(けっこうサイズが大きい!)

健康診断<日本のスグレもの>
ドイツでは、明らかにメタボな人たちを本当に多く見かけます。ドイツ料理は油っぽい肉料理が多いので、味が薄く、栄養バランスがとれた日本食がベルリンでもかなり人気があります。ここ数年で日本食レストランも次々とオープンし、繁盛しています。また、ドイツでは、ビールが安いため(ビールは水なんです!)、仕事帰りにビール瓶片手に帰る若者、町中でソーセージやハンバーガーを頬張っている人たちをよく見かけます。そのような食習慣で太るのは当たり前です。肥満体型の人たちを多く見かける理由として、もちろん食事の栄養バランスの悪さも挙げられますが、もう1つの大きな理由は健康診断が義務付けられていないからだと思います。日本では企業や市町村で無料または安い費用で、定期的に健診が受けられますが、ドイツでは自己管理になります。自分でかかりつけ医に予約をとり、簡単な健診(血圧、血糖、尿検査など)であれば、保険の範囲内でチェックしてもらえます。ちなみに病院の診察料は、2012年まで四半期(1月~3月、4月~6月、7月~9月、10月~12月)ごとに、最初の診断で10ユーロ払うのみで、同じ期間中であれば、何度病院に行っても、追加料金はかかりませんでした。この診察料10ユーロも今年から廃止され、医療費が無料になりました!(ただし歯の治療や癌検診などの特別な検診は規定が異なります)病院は基本的に、事前にアポを取らないと受け付けてもらえない場合が多いです。駆け込みの場合は、待ち時間が長くかかるか、最悪の場合、追い返されることもあるようです。電話でアポをとろうとしても、初診の場合はなかなか予約がとれず、2~3ヶ月先になることもしばしばです。そんなに時間が経ってしまえば、病気も治る?!やっぱり健康が1番と感じる、今日この頃です。さらに、先日衝撃的なことが発覚!ドイツの病院には検査服がないらしい!検査の時はパンツ1枚のスッポンポンにされるということを友人に聞きました。確かに心電図の時も、上半身裸にされ、タオルもかけてもらえなかった。。。ショックと緊張で脈が早くなってしまった~。近々MRI検査をすることになっているので、ついにパンツ1枚体験をしなくてはいけないのかと今からドキドキしています。あれって、検査時間30分ぐらいだったような。真冬にパンツ1枚なんて。。。やっぱりドイツ、ワイルドだぜぇ~!(←これってもう死語?!)

ハンド&フットクリーム<ドイツのスグレもの>
ドイツのドラッグストアについては昔ブログで熱く語りましたが、今でも特に用もなく、ふらりとお店に入ってしまいます。湿気が多い日本とは違って、夏でも乾燥しがちなドイツに欠かせないのが、ハンドクリームとフットクリームです。ドラッグストアに行くと、いろんなクリームがずら~りと並んでいるので、どれを買おうか迷ってしまいます。キャップを開けて、匂いを嗅ぎ嗅ぎ。ストア内はそういう光景をよく見かけます。カモミール、アロエ、オリーブ、オレンジ、、、アンチエイジングのクリームもたくさんあります。製品によっては小分けタイプもあるので、まずは試しに買ってみます。値段も100円~300円でお手頃なので、片っ端からお試ししたい気分になります。日本でもドイツ製のクリームを見かけますが、値段が3倍以上というオドロキの高価格!ちなみに昨年初めて使ってみたのは、塗るだけで足が温まるというホットジェル。う~~ん、気持ち温かいかも~(効果は未だに疑問⇒その後、3日連続使用後、効果をジワジワと実感。足の内側から温まっていく気がします)。

 クリームいろいろ(フットクリームの足写真、もう少しオシャレな絵にすればいいのに!)

ポケットティッシュ<日本のスグレもの>
日本の旅行に行った外国人が喜ぶことのひとつ、それは無料ポケットティッシュを至る所でもらえること!日本ではティッシュに限らず、試供品など街頭でいろいろなものをもらうことができます。ドイツでももちろん試供品などもらえることはありますが、ポケットティッシュは基本的に自分で買わなくてはいけません。しかも紙のサイズが大きくぶ厚いので使いづらいし、枚数も少ないので、もったいない症の私はケチケチ使ってしまいます(鼻風邪の時は日本のポケットティッシュのようにすぐに破れなくていいですが!)。

 下3つはドイツのポケットティッシュ(分厚い紙が折りたたんで入っています)

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