2007年10月
アムステルダムへ [旅レポート]
投稿日時:2007/10/11(木) 11:50
先週の木曜から日曜まで小旅行に行ってきました。デュッセルドルフから電車で30分ぐらいのデュイスブルクのホテルに滞在し、アムステルダム、デュッセルドルフ、モイランド、エッセンなどを観光してきました。アムステルダムは、昨年の12月にドイツに到着した際に、ホルガーがシークレット旅行を企画してくれ5日間観光したのが初めての訪問で、今回は2度目です。今回のドイツ滞在は、アムステルダムで始まり、アムステルダムで終わり!
アムステルダムまではデュイスブルクからICEで2時間です。お隣の国で、しかも電車での入国は楽々!と思いきや、あやうく入国ができないところでした。いつもだったら検察官がパスポートをチラリと見るだけで全然問題なかったのですが、今回は新米検察官(イケメン)が私のパスポートをじーーーっと見つめ、「ドイツのビザを持っているんだね」と言い、その後同僚の検察官とオランダ語で何か話し合っています。「今回の旅行は日帰りだから夕方にはドイツに帰るし、日本にももうすぐ帰国することになっている」と伝えたところ、「あなたのおっしゃることは信じます」とか言っていながらもパスポートを返してくれません。そして今度は携帯電話で他の検察官に相談しています。いったい何が問題なの?!と怒りと不安をこらえながら、そのまま待機。あまりにあやしんでいるので、「昨年の12月にアムステルダムに来た時は全く問題なかった!」と言ったところ、「僕の同僚が入国をOKしたんだね?」と言うので、「あ・な・た・の同僚がOKした!」と言った後、検察官が今にもOKしそうな雰囲気だったにもかかわらず、次の一言、「僕たちはこの駅で降りなくてはいけないので、一緒に降りてほしい」と言われるじゃないですか!!急いで荷物をまとめて電車を降りたとたん、笑顔で親指OK!サイン。何が何だか分からず、そのまま再び電車に戻りました。他にも何人か電車から降ろされた人がいて、その人たちはそのまま電車を見送り。入国審査官はきちんと理由を説明すべきだと思います!!複雑な気持ちのまま20分後アムステルダムに無事到着。でもホームに降りたとたん、興奮で全て忘れました!
レンガ造りのアムステルダム中央駅
前回来た時からまだ1年も経っていないのに、次々と新しい建物が建設されていました。日帰りだったためちょっと早足の街中散策でしたが、街で見つけたステキな建築やおもしろいものをレポートしたいと思います。
自転車
アムステルダムは自転車人であふれています。街の中心部でもぼーっと歩いていられません。自転車用の道もちゃんとあるのですが、街を見ながらフラフラ写真を撮って歩いていて、気づかずに自転車用道路に足を踏み入れるととても危険!目の前をビューーーンとすごい勢いで自転車が通り過ぎていきます。座席の後ろにカバンを取り付けている自転車、子どもが乗るワゴン付きの自転車など生活の工夫が感じられました。
街中散策用の貸し出し自転車
子どもの席も備え付けです
自転車置きもおしゃれです
自転車に取り付けるカバンも形は同じですが、いろいろな柄のカバンがあります
カエルのベル
平凡なマンホール
オランダらしい絵(運河やチューリップなど)のマンホールはなく、ごく普通な感じのマンホールしか見つからず、少しガッカリ!
運河の水のマーク?
私のイニシャル?!(至るところにありました)
紋章
街中至る所に「×××」のマークを見かけます。これはアムステルダム市の紋章です。意味を調べたところ、いろいろな意味があるようですが、アムステルダムの3大脅威だったペスト、洪水、火事に対する魔よけのようなもの、というのが有力説なようです。お土産ショップでいろいろな「×××」グッズを買うことができます。
アムステルダム市の紋章(赤地に黒のラインの上に白の×印)
ゴミ箱やゴミ収集車もマーク入り!
橋にもマークがついていました!
新公共図書館
7月7日にアムステルダム中央駅近くに新公共図書館(Openbare Bibliotheek Amsterdam:OBA)がオープンしました。オランダの有名な建築家Jo Coenenが設計したヨーロッパ最大規模の公共図書館だそうです。光が差し込み、モダンな雰囲気な図書館なので、何も用事がなくても来たくなります。チラリとのぞいただけでしたが、児童書コーナーがかなりステキでした!
外観もとてもモダンです
明るく開放的な児童書コーナー
照明もステキです
北欧風のイス
運河と橋
市内を縦横に走る運河。運河沿いにはモダンな新建築、そして様々なデザインの橋がたくさんあります。
それぞれ違ったデザインの橋
運河沿いのモダン建築
住んでみたい家がたくさん並んでいます(19人の若手建築家が長屋形式の家々をデザインしたそうです)
同じ地区にある全て違うデザインの橋
周辺のモダン建築とマッチしています
船が下を通る時は橋が上にあがります
王冠付きです!
普通の植木鉢ではありません!
船止め(ドングリ頭みたいでかわいい!)
建築
レンガ造りの建物が非常に多く、街並みがとてもきれいです。防火の目的でたくさんのレンガ建築が建てられたそうです。アムステルダム中央駅ももちろんレンガ造りで、東京駅がモデルにした(?)と言われています。アムステルダムには古い建物だけでなく、新建築も大変多いです。ベルリンと同じく建設ラッシュのようです。
運河沿いにレンガ造りの家が並んでいます(壁の色は統一されていますが、屋根に個性を感じます)
科学博物館(NEMO)
地面に埋もれています(中はなんとクライミングジムだそうです!)
中央駅周辺は新建築であふれています
カラフルコンテイナーの幼稚園
こちらは本物のコンテイナー?
窓の開き方がおもしろい
建物横に穴が!
見る角度から違って見えます(クジラ集合住宅と呼ばれています)
耐震は...?!
その他、街で見つけたおもしろいものを紹介します。
ストリートアート
かなり長い距離→が続いています(回転するところがかわいい!)
かわいい落書き(ちゃんと×××マークが!)
オランダといえば、チューリップ!マーケットではたくさんの種類の球根が売られています。
球根に混じって売られていたのが、コレ!
オランダ土産で有名な木靴(右は巨大木靴!)
ミッフィーの作家ブルーナさんはオランダ人です
キョトン顔がかわいい
ベルリンの壁みたい
シマシマ信号(ボタンの押し方の説明まで丁寧に書いてあります)
歩き疲れて、お腹がすいた時に見つけました!
自動食売機(暖かくておいしそう!)
早足探索でしたが、アムステルダムを満喫しました!
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