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北原孝子展 2014[2014年5月]

投稿日時:2014/05/23(金) 16:49

いよいよ今年も来週の月曜日(26日)から母の個展が始まります!

前回の個展は2011年。東日本大震災が起きた年で、我が家には被害はなかったものの精神的に大きな衝撃を受けました。誰もが今後の生活への不安、何度も起きる余震に恐怖を感じ、途方に暮れたことを今でも鮮明に覚えています。母も芸術家として自分に何ができるだろうか、どう役に立てるだろうか、迷いと自分への問いかけの繰り返しだったようですが、作品全体的に赤を多く用いて、最終的にダイナミックで、作品を見た人たちが楽しい気持ちになれるような作品に仕上がりました。

あれから3年。今年はどんな作品が完成したのかとても楽しみです。実は、帰国した時にいつも母のアトリエをこっそりのぞいて、作品や展覧会用の模型を眺めています。今回の個展の作品は滞在中に一部分だけ見ることができましたが、小柄な母が今年もどんな大きな作品を仕上げたか、小品にもどんな仕掛けが隠されているのか、ワクワクしています。よく友達たちから、あの大きな作品をどこに、どうやって置いておくのか、運ぶ時はどうするのか、と聞かれますが、様々なパーツに細かく分かれていて、作業中はパーツごとに色を塗ったり、組み立てたりし、最後にパズルのように組み合わせて並べていきます。もちろん個展用に小さな模型も作っていますが、でき上がった作品を実際に並べて置いてみないと、作品の全体像が見えてこないそうです。また作品を置く場所や空間によって、作品の見え方が全く違います。個人的には、広い、天井の高いスペースに、母の作品をどーーん!と置くと、作品の良さが最大限に生かされると思います。

今回も残念ながら個展会期中に帰国することができませんが、ベルリンから成功を祈っています!今回も父が裏方カメラマンとして活躍してくれることと思います。

個展の詳細は以下の通りです。

北原孝子展 - "TIME"

会期: 2014年5月26日(月)~5月31日(土)   11:30~19:00  <最終日は17:30まで>
会場: ギャラリー現
 〒104-0061 中央区銀座 1-10-19 銀座一ビル 3F
 TEL&FAX: 03-3561-6869
 URL: http://g-gen.main.jp/

ギャラリーのホームページに母の作品ビデオも公開されています。

お時間のある方は、是非お出かけください!


お花見[2014年4月]

投稿日時:2014/04/16(水) 21:12

ブログの更新を怠っているうちにあっという間に春になってしまいました。例年の真冬の厳しさと比べものにならない程、今年の冬はマイルドで過ごしやすかったです。雪が降ったのも数日のみで、昨年のクリスマスマーケットでも、今年2月に行われたベルリン映画祭でもブルブル震えながら外を歩き回る必要はありませんでした。その分、春の訪れも早く、東京より一足早く3月末から桜を楽しむことができました。桜が咲き始めてから一気にまた気温が下がったため、約2週間満開の状態が続きラッキーでした!

今まで「お花見は日本で、、、」と思っていたのですが、ここ数年の間に次々と桜の名所を発見し、ここベルリンでも季節を感じ、春をより一層味わうことができるようになりました。ドイツではお散歩しながら桜を眺めている人たちは多いですが、わざわざ桜のためだけにその場所に来たり、桜の木の下で宴会をしたりする人たちはほとんどいないので、満開の桜並木を独占できちゃいます!ちなみに私たち日本人には見慣れたブルーシートですが、外国人からすれば、「なんでブルーなの?あんなに薄くておしりが痛くならないの?」ってよく聞かれます。うーん、確かに!

オススメのイベント in ベルリンの記事にも書きましたが、ドイツには桜開花予想や開花状況を知らせてくれるような便利なシステムがありません。それなので、家から遠く離れた桜の開花状況を知るために何度かそこに通わなくてはいけないこともしばしば。今年は通りかかったら運良くちょうど満開だったので、慌てて他の桜スポットを見てまわってきました。

ベルリンで見かける桜の多くが、ピンク色の大きな花びらが何枚も重なっている八重桜ですが、日本で一般的なソメイヨシノのような桜も時々見かけます。またサクランボの木もかなり多いです。八重桜は華やかなため見応えがありますが、個人的にはソメイヨシノのような白い花びらが風でひらひら舞っているのを見るのがやっぱり好きです。ベルリンの厳しい寒さを乗り切るために、寒さに強い品種が選ばれているのかもしれません。


なぜベルリンに桜の木が多いのかと言うと、、、ベルリンの壁が崩壊した次の年の1990年にテレビ朝日が主催した「さくらキャンペーン」を通じ、桜を植樹するための寄付金が集まり、1990年から2004年までの間に壁の跡地に9000本以上もの桜の木が植えられたからだそうです。25年前まで西と東を隔てていた悲しい歴史を持つベルリンの壁が、毎年春になるとピンクや白の桜の花で埋め尽くされることは本当に感慨深いです。ベルリンの壁によって家族や友だちなど大切な人と離れ離れになってしまった人たち、また壁を越えようとして命を落としてしまった人たちの辛く悲しい現実は今後も決して消えることはありませんが、桜の花を見ることによって少しでも気持ちが和らぎ、癒されたとすればとても嬉しく思います。実際に日本でも、特に東日本大震災の後は桜の花が多くの人たちに生きる活力や元気を与えたと思います。

「さくらキャンペーン」については、こちらのホームページにも紹介されています。桜が植えられた当時の様子や実際に植えられた場所についての詳細はこちらをご覧ください。残念ながら全てドイツ語で書かれているため、私もまだ全て解読できていませんが、そのうち翻訳できればと思っています。気長にお待ちください!上記ホームページのリストを見ると、西ベルリンと東ベルリンを隔てていた壁の跡地だけでなく、西ベルリンと旧東ドイツに属したポツダムやブランデンブルク州の町との国境にあった壁の跡地にも植えられていることが分かります。植樹された当時の桜の写真と現在の桜の木を実際に見比べると、25年の間に桜の木が大きく成長し、壁周辺の景観が大きく変わっています!

私たちが見に行った桜のオススメは以下の通りです。さくらキャンペーンで植えられた桜ではない所も含まれています。ピンクの八重桜は白い桜よりも開花が遅いようです。

・Wollankstraße
S1, S25, S85のWollankstraße駅から隣のSchönholz駅に向かう線路沿い。公園のような広々とした敷地にピンクの桜が20数本植わっています。

  

・Norweger Straße
S1, S2, S25, S85などのBornholmer Str.駅から大きな橋を渡ると、壁が崩壊した当時の様子を写した写真パネルの野外展示がある広場 (Platz des 9. November 1989) があり、10本ぐらい桜の木が植えられています。橋の隣の階段を下りてNorweger Straßeへ。ピンクの桜のトンネルが圧巻!

  
1989年11月9日広場 (Platz des 9. November 1989)

  
Norweger Str.の桜トンネルと記念碑

・Schwedter Straße
U2かRingのSchönhauser Allee駅またはU2のEberswalder Str.駅から徒歩約10分。上記Norweger Straßeの桜を見た後にそのまま歩いて来ることもできます。Schwedter Straßeの道の片側に薄ピンクの桜並木が続きます(Norweger Straßeよりも早めに開花)。

  
フェンスがあるため木が植わっているところには入れません

・Teltow
S25 Lichterfelde Süd駅から徒歩約10分。Westfalenringを道沿いに進み、Ahlener Wegで左に曲がってしばらく行くと、広大な緑の敷地が見えてきます。そこは、"テレビ朝日さくら平和通り(TV-Asahi-Kirschblütenallee)" と名付けられ、ひたすら桜並木が続きます。全部歩いてまわるとキリがないほど、とにかくながーーーい!Teltow駅の方まで続きます。犬のお散歩とサイクリングコースのようです。毎年4月末に桜祭りが開催され、出店やコスプレ軍団で大賑わいですが、桜の開花時期となかなかうまく重なりません。

  
お花見ピクニックにちょうどいい場所。自転車の道がまるで決められているかのように道ができています。

  
道にはテレビ朝日の名前がついています。南ベルリンの国境線でした。

・Lilienthal Gedenkstätte
S25 Lichterfelde Süd駅から284番バスで約5分。航空パイオニアと呼ばれたオットー・リリエンタール (Otto Lilienthal) の記念碑があります。1884年に飛行実験を行う丘を作り、そこで何度も実験を行ったそうです。現在ある記念碑は1932年に建築家のFritz Freymüllerによって設計され、記念碑の周りにはたくさんの桜の木が植えられています(さくらキャンペーンとは関係ありません)。

  とてもモダンな記念碑

  上からの眺めも最高!

 まるで富士山と桜のように見えます。

Gärten der Welt (世界庭園)
S7のMarzahn駅から195番バスで約10分。 2000年にオープンした旧東ベルリンにある様々なテーマの庭園を楽しむことができる"Gärten der Welt (世界庭園)"。日本庭園韓国庭園中国庭園もあり、桜の名所としても知られています。毎年4月に桜祭りが開催され、たくさんのお客さんで混み合います。上記Teltowのお祭り同様、コスプレたちが桜の木の下で様々なポーズをとって写真撮影をしているのが一際目立ちます。日本庭園「融水苑」には、美しい枯山水の庭を眺められる「融水庭」と茶屋「如水亭」があり、季節の花々や静かな雰囲気によってまるで日本にいるように感じられます。

  
如水亭と融水庭

 
庭園のあちこちに美しい桜の木があります

・Lottumstraße
U2のRosa-Luxemburg-Platz駅またはU8のRosenthaler Platz駅から徒歩約7分。さくらキャンペーンとは関係ありませんが、道の端から端まで両側に桜の木が続いています。



 ・Sonnenburger Straße
U2またはRingのSchönhauser Allee駅から徒歩約10分。Lottumstraße同様、さくらキャンペーンによって植えられた桜ではありませんが、ピンク色の桜が見事です。



来年の春もまた桜めぐりをしたいと思います!

冬時間開始[2013年10月]

投稿日時:2013/10/24(木) 22:57

今年もまた私の大好きな季節である秋がやってきました!昨年ほど寒さに凍えることもなく、日中は15度ぐらいの過ごしやすいお天気が続いています。今月初めから先週末まで、毎年恒例の"Festival of Lights"(イベント詳細はこちら)、そして"Berlin leuchtet"も同時開催されていました。町中あちらこちらの建物がライトアップされるだけでなく、光のアートや映像作品も見ることができ、芸術の秋を十分に味わうことができました。

  大混雑だったブランデンブルク門

 歓声が上がった北斎の富嶽三十六景

  
ウォーホルやリキテンスタインなどの現代アートが次々と映し出されたポツダム広場

今年は10月の初め頃から紅葉が始まりましたが、あまり寒さが厳しくないせいか、紅葉もイマイチな気がします。美しい紅葉を見るには、昼と夜の寒暖差が大きくなければいけないそうです。寒くないのは過ごしやすくていいことですが、紅葉のためには良くないですね。とは言っても、東京に比べベルリンは町中に緑があふれているので、東京にいた時のようにわざわざ紅葉を見に公園や山に出かけなくても、町中を歩きながら楽しむことができます。紅葉を楽しむ側にとってはいいことですが、道の清掃をする人たちは本当に大変です!この時期は頻繁に清掃隊を見かけます。チームワークでやっているようで、長いホースのついた掃除機を背中に背負い、ものすごいパワーの風で歩道から車道に落ち葉を飛ばす係、飛ばした葉っぱをほうきで掃いて落ち葉の山を作る係、そこに巨大タワシみたいなものをいくつもグルグル回しながら車道の落ち葉を掃いて吸い取るオレンジの清掃車を運転する係、、、あまりに落ち葉の量が多すぎて清掃隊にとっては気の遠くなる仕事ですが、とてもダイナミックすぎて(!)思わず立ち止まって見てしまいます。落ち葉の掃除も大変ですが、雪解け後の道の清掃もかなりハードだと思います。凍った雪道で滑らないようにたくさんの砂利が撒かれるため、雪が解けた後は雪の下から出てくる大量のゴミ(!)と砂利を集めなくてはならないからです。数年前は大量の雪が降り続け、春に雪の下からまるで貝塚のように化石化した数か月前のゴミが出てきたのを覚えています。ベルリンの清掃会社であるBSR社のカラーはオレンジ。町中至る所に設置されているゴミ箱もオレンジ、清掃係のユニフォームも蛍光オレンジ、清掃車もオレンジ、とにかく鮮やかです。ゴミ収集車も東京の道では狭くて通れないような巨大なトラックです。アパートに設置されているゴミ箱ももちろん巨大ドイツサイズなので、清掃チームの人たちもムキムキマンばかりで大きなゴミ箱を勇ましくゴロゴロ運んでいる姿をよく見かけます。私はひそかに彼らを”オレンジの男たち”と名付けています。

   町中に設置されているポスト(デザインもよく変わります)

今週の日曜日には夏時間が終わり、いよいよ冬時間が始まります。毎年10月の最後の日曜日の3時に時計の針を1時間戻し、日本との時差が再び8時間になります。年に2回も時計の針をずらして、、、という作業を面倒に感じていますが、夏は仕事が終わってもまだ明るい、冬は今までよりも1時間長く寝られるというメリットもあります。これから春が来るまで日がどんどん短くなっていき、朝出かける時も、仕事から帰ってきた時も真っ暗!という生活が始まります。

引き続き、芸術の秋・食欲の秋を楽しみたいと思います!
 

秋の訪れ[2012年10月]

投稿日時:2012/10/19(金) 20:10

今年も私の大好きな秋がやってきました!秋晴れの気持ちのいい青空が広がっていますが、東京とは10度ぐらいの温度差があり、朝晩はかなり冷え込みます。寒さにブルブル震えながら耐えてきましたが、先週ついに暖房をオン!ドイツのアパートはセントラルヒーティングなので、一気に家中がぬくぬくになりました(ヒーティングについてはこちらもご覧ください)。日もどんどん短くなり、夕方6時には真っ暗です。今月末からついに冬時間も始まります。再び時計の針を1時間戻し、夏時間の時よりも1時間長く寝られるので、とても得した気分になります。

秋と言えば、芸術の秋、そして食欲の秋!昨年一昨年にもさまざまな秋のイベントを体験しましたが、今年も9月からアートや音楽イベントが目白押しです。またこの時期旬の野菜と言えば、かぼちゃとキノコ!マーケットやスーパーでも鮮やかなオレンジ色のかぼちゃやあんず茸という黄色のキノコをよく見かけます。レストランのメニューもかぼちゃやキノコを使ったメニューのオンパレードです。ちなみにドイツ語でかぼちゃは、"Kürbis (キュルビス)"、あんず茸は、"Pfifferling (プフィファーリング)" と言います。かぼちゃは、種類も形もいろいろありますが、ひときわ有名なのが、"Bio Kürbis Hokkaido"です。初めて見た時は、Hokkaido?! 北海道?!とかなり興奮しました。ドイツ人が発音すると、ホッカ・イ・ドーと「イ」にアクセントが置かれ、なんだかおかしく聞こえますが、このかぼちゃのお陰で、北海道は超有名なのです。その名の通り、北海道の品種がドイツに持って来られたとか。ほくほくして、なかなかのお味です!また、"電子レンジかぼちゃ"という、そのままのネーミングのかぼちゃもあり、かなり笑えます。秋の収穫と言えば、我が家の今年のベランダ栽培ナンバー1の収穫品は枝豆です!ドイツには枝豆がないため、日本から持ってきた種を植え、水をたっぷりあげて、待つこと2ヶ月。立派なえだまめが次々となり、本当においしく食べられました。うちの旦那が枝豆の素晴らしさを家族・友達・同僚みんなに宣伝したため、来年は日本で種を買ってきてほしいと言う人が続出しそうです。

  北海道かぼちゃと我が家の枝豆

私たちの秋の楽しみは、紅葉めぐりです。ドイツに来る前は、紅葉がきれいなのは、日本だけ!と思い込んでいましたが、ドイツの秋も絵に描いたような美しさです。9月半ばを過ぎると、町中が徐々に赤や黄色に染まっていき、紅葉のトンネルやカーペットができあがります。ベルリンは都会なのに、町中に自然があふれています。それなので、木の種類も多く、落ち葉の形もさまざまでおもしろいです。栗やドングリも道にゴロゴロ転がっています。日本人と違ってドイツ人は、わざわざ紅葉を見に出かけるということはないので混み合うこともないし、木もそこらじゅうにあるので、いつでもどこでも気軽に紅葉を楽しむことができます。中でも圧巻なのが、ライヒスターク(国会)周辺とポツダムのサンスーシー宮殿庭園です。でもやっぱり、日本のモミジと秋になるとどこからともなく匂ってくるキンモクセイが大好きです。ベルリンにもキンモクセイを植えたいなあ。

  

  


町中はもう既にクリスマス商戦が始まっていますが、厳しい長い冬が始まるまで、もうしばらく秋を楽しもうと思います。

  
ベルリン775周年記念イベント & Festival of Lights

アアルトの建築[2012年4月]

投稿日時:2012/04/24(火) 23:47

フィンランドの建築と言えば、アルヴァ・アアルト(Alvar Aalto)の建築でしょう!
特にヘルシンキ、エスポー、ユヴァスキュラ、サユナツサロはアアルト建築めぐりに最適です。
2011年の夏にフィンランドに2週間滞在した際に訪れたアアルト建築をご紹介します。

ヘルシンキ (Helsinki)
建築リスト詳細はこちらをご参照ください。

・Riihitien talo (アアルト自邸)
ヘルシンキの郊外にあるアアルトの自邸。ガイドツアーでのみ入場可能。入口に小さなショップがあります。
住所: Riihitie 20
入場料:17ユーロ
詳細はこちら

   

・Alvar Aallon ateljee (アアルトのアトリエ)
自邸から徒歩数分のところにあります。ガイドツアーでのみ入場可能。
住所: Tiilimäki 20
入場料:17ユーロ
詳細はこちら

 

・Kansaneläkelaitos (国民年金協会)
住所: Nordenskiöldinkatu 12, Helsinki
(トラム3B または3TのKansanelakelaitos駅下車)

  

・Akateeminen Kirjakauppa & Cafe Aalto (アカデミア書店&カフェ・アアルト)
ストックマンデパートの隣にある書店と2階にあるカフェ・アアルト。カフェのイスはアアルトではなく、アルネ・ヤコブセン?!
住所: Pohjoisesplanadi 39, Helsinki

 

Kulttuuritalo (文化の家)
住所: Sturenkatu 4, 00510, Helsinki  
(トラム3Bまたは3TのPorvoonkatu駅から270m)




● エスポー(Espoo)
建築リスト詳細はこちらをご参照ください。

・Teknillinen Korkeakoulu (ヘルシンキ工科大学)
住所: Otaniemi, Otakaari 1, 02159 Espoo 

- TKK Library (ヘルシンキ工科大学図書館)
木と白色で統一された館内は、とてもオープンで温かい雰囲気です。

  

- TKK Auditrium (ヘルシンキ工科大学オーディトリアム)
授業等で使用中でなかったので、内部も自由に見学することができました。まるでコンサート会場のようです!

  

- TKK Department of Architecture (ヘルシンキ工科大学建築学部)

- TKK Domitory, Hall (学生寮、屋内体育館)


アアルト建築ではないけれど、ヘルシンキ工科大学内の必見建築

- Dipoli Center (ディポリセンター)



- Otaniemi Chapel (ヘルシンキ工科大チャペル)
学生寮と道路を挟んで反対側にあり、木に囲まれています。豪華な装飾などがなく、とてもシンプルです。真正面にある十字架が教会の外の緑の中にあります。ながーーーいイスの真ん中に座りたい時はたどり着くのが大変そう。
 Jämeräntaival 8, 02150 Espoo

  


ユヴァスキュラ (Jyväskylä)
建築リスト詳細はこちらをご参照ください。

サユナツサロ (Säynätsalo)
建築リスト詳細はこちらをご参照ください。

私たちは以下のルートでユヴァスキュラ & サユナツサロのアアルト建築をまわりました。
バスの本数が限られているので、事前にこちらで調べていくと時間が有効に使えます(行き先に住所を入力すると、バス停から目的地までのルートも表示されて便利です)。


①Muuramen Kirkko (ムーラメ教会)
住所: Kirkkotie 5, Muurame
拝観可能時間: 6~8月、月~金: 10:00~18:00

(Jyväskylä Keskusta 5 停留所からバス14Mで約23分、 Muurame Verkkoniemi th 2 で下車。 徒歩300m。)

 


↓ ムーラメ教会から 徒歩300mのMuurame Verkkoniemi th 1 停留所から21番バスで15分、 Säynätsalo 1 で下車。 徒歩200m。


②Säynätsalon Kunnantalo (サユナツサロ・タウンホール)
住所: Parviasentie 9, Saynatsalo
開館時間: 月~金 08:30~15:30 夏季は土・日も開館 13:00~16:00 

 


↓ タウンホールから徒歩100mのkunnantalo 2 停留所から16番バスで15分、Muuratsalo 下車。徒歩400m。


③Muuratsalon Koetalo (アアルトの夏の別荘「コエ・タロ」)
Muuratsalo島にあるアアルトの別荘兼アトリエ。ガイドツアーでのみ入場可能。
住所: Melalammentie 2
開館期間: 夏季のみ(6月から9月中旬まで)
入場料: 17ユーロ
詳細はこちらから。

  


↓ コエ・タロから徒歩400mのMuuratsalo 停留所から16番バスで40分、Jyväskyla大学周辺の停留所で下車。


④Jyväskylän Yliopisto (ユヴァスキュラ大学)
住所: Seminaarinkatu 15, Jyväskylä / Yliopisto 1, Jyväskylä

  
 

その他の建築写真はこちらをご覧ください。

アアルトの建築だけでなく、フィンランドには数多くのモダンで素晴らしい建築があります。
自然に囲まれて心身共にリラックスしながら、建築とデザインの旅をゆっくり楽しみたい国の1つです。
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