Wir sind ein Berliner

ベルリンは秋晴れです。まだ９月なのに日本の１１月のような寒さです。日に日に日が短くなり、葉っぱが赤や黄色に染まっていきます。ドングリや栗がたくさん木から降ってきます。
 
　　　
緑・黄・赤のグラデーションがきれいです
 
　イチョウ並木
 
　　
建物に巻きついているツタも紅葉します
 
秋といえば、芸術の秋！最近見つけたベルリンのアートを紹介したいと思います。
 
先週末から突然大きな太った馬がブランデンブルク門に現れました。そして大聖堂の前にもふとっちょさんたちがいっぱい！これは１１月末まで行われているコロンビア出身のアーティストBoteroのアートプロジェクトです。横・たて大きな人が多いドイツでピッタリ？！なプロジェクトだと思います。案の定、隣で見ていたぽっちゃりおばさんが、“太っているっていいわね～！”とまわりのおじちゃんおばちゃんたちと大笑い。それにしても１つ１つの作品がとても重そう。どうやって運んだんだろう？
 
　　　どうぞよろしく～！
 
　ムチムチです
 
　
 　　　 
　
 
　　
 
　人や作品がゴロゴロしています
 

次にたまたま通りかかったDAAD Galerieでやっていた展覧会。ガラス張りのギャラリーの前に人だかり。一緒になって中の展示を見て、ビックリ！はさみやペンチやのこぎりやカンナが中心に吸い込まれていくような作品でした。
 
　
 
　
 

毎週末Museum Insel（博物館島）で行われているマーケットでは、絵や写真、おしゃれなアクセサリーなどさまざまな美術品が売られています。毎回同じお店が出ていますが、通りがかりについつい見てしまいます。
 
　ベルリンの建物が描かれた絵をたくさん売っています

観光客の多いショッピングストリートのクーダムではダリ展をやっています。まだ行っていませんが、展示場を変えてかなり長い間展覧会が開催されています。風になびいている髪の毛、そしてさびしげにどこか遠くを見ているダリの顔が印象的なポスターです。
 
 　記念コインが作れる機械
 

そして再びタヘレス(Tacheles)へ。9/3のブログで紹介しましたが、あの後もやはり勇気がなく、建物の中には入れません。ホルガーがいる時に一緒に入ろうと思っていたのですが、彼も”恐くて入れない！”と言うので、チャンスを逃しました（涙）。建物の外の写真と中庭の様子を紹介します。
 
　入り口からしてこわい！
 
　　　ダリ風
 
　アルファベットのアートがゴロゴロころがっています
 
　ナゾのおじさんアート
 
　カフェ？！飲み物はきれいかしら...
 
　すごいところでお茶しています
 
　お昼寝中のお兄さん
 　　
　壁アート
 
　どんどん上から重ね書き
 
　　
活動中（スプレーの種類がすごい！）


 タヘレスの近くで見つけたアート
 
　
 

ベルリンは街中落書きだらけ。電車の中にも（時には外にも落書きがあり、ひどいものは窓のところにも書かれているので光が入ってこないほどです）アパートの壁にも、、、至るところにあります。私たちのアパートの入り口のドアにも落書きがありましたが、先日ようやく上からペイントしてきれいになりました。あまりにたくさんあるので除去をしていくとかえって費用がかさみそうです（ロンドンで落書き除去隊を見ましたが、市がサポートしているのでしょうか？）。落書きは汚い上、景観を損ねますが、中には芸術的なものもあります。線路沿いや壁の高いところの落書きはどうやってやったのでしょうか？！
  　　
　　
落書きの上からフォトコラージュ？
 
　
ベルリンならではの落書き（左はテレビタワー、右はアンペルマン）
 
　線路沿いでよく見かけます（たぶん１００以上あります）
 
　　
上の落書き同様、線路沿いで見かけます（いろいろなバージョンがあります）
 
　流れ星（線路沿いにあります）
 

週末だけ一般にオープンしているDeutscher Bundestagの中にある美術展ものぞいてきました。
 
　

　
一見グチャグチャに針金がからまっていますが、よく見ると左は多角形、右は人間が入っています！
 

来週以降もアートサロンやライトアッププロジェクトなどさまざまなアートイベントが続くそうなので、今から楽しみにしています。 
 

ベルリンの街を歩いていると、たくさんのクマグッズに出会います。ベルリン市の紋章、United Buddy Bear、テディーベア、ビールのキャラクター、そして動物園で話題の北極グマのクヌート、、、などなど。ベルリンには昔クマが住んでいて、Berlinの’Ber’は、クマの’Bear’から来たという説もあるそうです。そんなわけでクマはベルリンのシンボルです。今日は街で見かけたベアリングッズを紹介したいと思います。
 
ベルリン市の紋章ベア
 
　　市の旗
 
　　学校や省庁などのベルリンの公共施設には市の紋章がついている
 
　　　
　　　公共の場にも紋章がついた標識が置かれていることが多い（左はブランデンブルク門、右はAltes Museum）
 
ショップの看板
 
　　　
　　　
　　お土産ショップの看板
 
　　市役所前のカフェ
 
　　フリーマーケット

　　自転車タクシー
 
　　突然道にクマ！
 
Berliner Pilsnerのキャラクターグマ（赤いクマがビールグラスを運んでいます。後ろのドームはReichstagです。）
 
　　　
　　イベント用トラック
 
　　　
　　　イベントテント（左）とショップ入り口にあったライト（右）
 
　　　
　　　ビール瓶ケース（左）とレストランのメニュー（右）
　　　
　　観光船（左）とポスター（右）
 
 
ベアグッズ（テディーベアがたくさん！）
　　　
　　　お土産ショップの前にクマが大集合（気分はすっかり王様？なせかパンダも混じっている！）
 
　　クマ大セール！
 
　　市の紋章をかたどったクマ（手前はネコ？）
 
　　　
　　　昨年１２月に生まれた北極グマのクヌート。ぬいぐるみやポストカードやカレンダーなどグッズがいっぱい！
 
　
　
　　KPMクマ
 
ベルリンナーレ（ベルリン映画祭のキャラクターももちろんクマ！）
 
　　ベルリンナーレグッズにもクマがかかれています
 
 
マンホール
 
　　これを見つけた時はかなり感激しました！
 
とにかく街中クマであふれています！ 

ベルリンは日に日に秋が深まっています。すでに紅葉が始まっていて赤や黄色の葉っぱがとてもきれいです。天気がよかったのでお散歩に行ってきました。今日は私たちがよく行くお散歩コースを紹介したいと思います。
 
　　しゅっぱーつ！
 
隣のSavignyplatz駅。デザインショップ、おしゃれなカフェやレストランがたくさんあります。駅もアートがあふれ、個性的です。
 
　　
　壁のアート（左と中央はベルリンの電車のドア）
 
　　　
　　　広告もアート（ベルリンの建物をかたどったカラフルな絵）
 
Savignyplatz駅の隣は、北極グマのクヌートがいる動物園があるZoologischer Garten駅です。その２つ先のBellevue駅で下車。フランス語できれいな景色という名前の駅です。木と鉄鋼の構造、壁はレンガでできています。
 
　　　この線の他の駅とはだいぶ雰囲気が違います
 
　駅の近くの橋を渡り、
 
　　　（橋から見える眺め）
 
少し進んだところにあるカラフルなアパートを見て、

　　　（中はどんな部屋なのかな？）
 
公園を通り抜けると、首相官邸にたどりつきます。８月末のオープンデーで首相官邸に入ったので、少し身近に感じます。壁のつたの紅葉が鮮やかです。ベリーもなっています！
 
　　　

そしてカラフル警察署＆消防署を通り過ぎると、
 
　　　
　　　（緑が警察署、赤が消防署？建築の詳細はPHOTOコーナーへ！）
 
　　　（自転車置き場。）
 
すぐにベルリン中央駅が見えてきます。橋を渡り、
 
　　　
 
右手に首相官邸入り口、
 
　　　今回は門の外から眺めるだけ
 
左手にReichstag（国会）があります。遠くにテレビ塔が見えます。Reichstagの前にはいつも観光客の長蛇の列。どうやら９月は修学旅行生が多いようです。
 
　　　左に小さく見えるのがテレビ塔
 
　　　芝生で寝転んでいる人がたくさんいます
 
この周辺は観光客が多いので、お土産ショップもたくさんあります。
 
　　　左の旗はベルリン市の紋章のクマ
 
　　　環境に優しい自転車タクシーのベロタクシー
 
　　　貸出自転車。DBはドイツ鉄道Deutsche Bahn。
 
　　　ドングリがたくさん落ちています
 
またユダヤ人のための記念碑が至る所にあります。
 
　　　
 
　　　街中には歴史ガイドがたくさんあります
 
Reichstagを通り過ぎ、ベルリンの壁の跡に沿って歩いていくと、ブランデンブルク門が見えてきます。１９６１年～１９８９年まで、門の前にベルリンの壁がありました。門の手前が旧西ベルリン、門側が旧東ベルリンです。ブランデンブルク門は観光客の写真撮影スポットです。
 
　　　２階建て観光バスがたくさん走っています
 
　　　旧西ベルリンから見たブランデンブルク門
 
ブランデンブルク門の前を通り過ぎ、フジヤマがあるポツダム広場に向かって歩いていく途中にヨーロッパで虐殺されたユダヤ人のための記念碑があります（記念碑の詳細は8/27のブログをご覧ください）。
 
　　　いろいろな高さの石の記念碑
 
　　　ベルリンの壁の跡
 
そしてさらに歩いていくと、ベアたちが出迎えてくれます。このベアはUnited Buddy Bearといい、国連加盟国の代表グマです。世界中を旅していて、２００５年には東京の六本木にも来ました。身長２メートル、重さ４５キロ！ここにあるのはそのミニバージョン（身長１メートル）です。ベルリンには至るところでベアがいます。ベアたちの写真はまたの機会に紹介したいと思います。
 
　　　
 
　　　
　　　ベアの世界旅行（右は六本木での様子。右下の写真は小泉元首相とドイツ＆日本代表グマです。）
 
　　　イスにのっています！
 
　　　近くにはゾウもいます
 
ポツダム広場に向かわず、ブランデンブルク門をくぐると、
 
　　　（旧東ベルリンから見たブランデンブルク門）
 
Unter den Lindenというまっすぐな広い道になり、両側に各国の大使館やお土産ショップが並んでいます。
 
　　　
　　　Trabiという旧東ドイツで作られた車のミニ版が本物のTrabiの上にのっています
 
　　　おしゃれなベルリンTシャツ
 
お土産ショップを眺めながら歩いて行くと、Friedrich Strasseというブランドショップが立ち並ぶ大きな通りの交差点に着きます。
 
景色を見ながら歩いているだけですが、毎回いろいろな発見があります！ 

先週は私とホルガーのバースデーウイークでした。心のこもったカードやプレゼントありがとう！あっという間に３０歳までカウントダウンです。
 
ホルガーが来日している間、私はバンベルク（バイエルン州）にあるホルガーの実家でお留守番していました。ホルガーの家族とは通訳（←ホルガー）なしのドイツ語会話。会話の最中は文法を考えている時間がないので、頭をフル回転させて頑張りました。バンベルクではどうやら私は有名人らしく（！）、ホルガーママの知り合いに会うたびに、「あなたのことよく聞いているわよ～！」なんて言われてビックリ。思わず笑ってしまったのが、８５歳のおばあちゃんに「あなたがよくお水を飲む子ね。私も見習って最近水をたくさん飲むことにしたのよ。」と言われた時。文法メチャクチャの会話でしたが、みんなとても親切にしてくれて嬉しかったです。
 
そして先週末久しぶりにベルリンに戻ってきました。１週間しか離れていないのになんだかとても新鮮です。土曜日は天気がとても良かったので、ポツダム広場にあるダイムラークライスラービルの展望台に行ってきました。ライヒスタークは無料ですが、こちらは入るのに３ユーロ５０セントかかりますが、１００メートルの高さなので、いつも下から眺めている建物を違った高さで見ることができとてもおもしろかったです。ちなみにエレベーターはヨーロッパで１番速いそうです。世界最速エレベーターはたしか横浜のランドマークタワー？
 
　　
ダイムラークライスラービル（レンガ造りできれいです）
 
展望台入り口から見えたのは、フジヤマと呼ばれているソニーセンター。ドイツ人の建築家ヘルムート・ヤーンの設計です。普段は富士山の中から眺めていたのであまり形が分かりませんでしたが、上から見るとやっぱり富士山だ！
 
　
ソニーセンター（建物の上にのっています）
 
　中から見た富士山（夜はライトアップもします）
 
　
 
そして富士山の後ろに見えるのは黄色（ゴールド？）のベルリンフィル。下から見ても、上から見てもとても目立ちます。
 
　ベルリンフィル（冬に撮影した写真です）
 
富士山の右隣は、Deutsche Bahn（ドイツ鉄道） のオフィス。丸見えです。土曜日は勤務者なし？！
 
　
Deutsche Bahn（ドイツ鉄道）　左は下から撮った写真
 
そしてぐるーっと歩いてまわると、私の大好きなカラフルビル、GSW本社（建築の詳細はPHOTOのページで紹介してあります）。窓のブラインドーがたくさん閉まっているほどきれいです。
 
　
GSW本社（左は展望台から、右は下から撮った写真）
 
今度は夜景が見てみたいです。