2007年10月
バンベルクへ [旅レポート]
投稿日時:2007/10/02(火) 16:00
もう10月です!デパートでは早々クリスマスグッズが売り出されています。
先週の木曜から日曜までホルガーの実家のバンベルクでのんびりしてきました。ベルリンからバンベルクまでICE(ドイツの新幹線)で4時間です。今年は司教座1000周年記念イベントが開催されていて、ますます観光客でにぎわっているバンベルク。旧市街全体が1993年に世界遺産に登録されたとてもきれいな街です。人口約7万人の街で、旧市街は歩いて見ることができます。バンベルクの名産物はビールで、特にスモーク風味のRauchビール(燻製ビール)が有名です。醸造所は10もあるそうです。私はアルコールが飲めないので残念ながら味については熱く語れませんが、今回は久しぶりに街をゆっくり見てきたので、観光レポートをしたいと思います。
バンベルクも秋です。散歩道できのこを見つけました!
落ち葉もカラフルです
街のマーケット(カボチャがたくさん出回っています)
ドアのリースも秋バージョン(ほおずきがかわいい!)
栗!
まずは私のお気に入りの場所、Klein Venedig (小ヴェネツィア地区)です。かつて漁師が住んでいた家々がレグニッツ川沿いに並んでいます。赤い屋根にカラフルな壁、白枠の窓には花が飾ってあります。これぞロマンチック!!
窓のお花もよく手入れされています
ガイドブックに必ず写真が載っているAltes Rathaus (旧市庁舎) 。人工の中洲に建てられた黄色い木組みの建物が目印です。バンベルクの川はゆったりと静かに流れるイメージでしたが、意外にしぶきを上げるほどの激しい流れ。
壁には天使がいます(壁から天使の足が出ているのが見えますか?)
4つのタワーが目印のDom (大聖堂)。現在の大聖堂は13世紀に建てられたものです。堂内では1000周年記念特別ライトアップをしています。
1000年記念イベントポスター
Neue Residenz(新宮殿)のローズガーデンにはいろいろな種類のカラフルなバラが咲いています。5月ぐらいから咲き始め、今回はほぼ終わりでしたがまだきれいに咲いていました。ガーデン全体バラの香りがします。
5月末のローズガーデン
たくさんの天使の像がありますが、私のお気に入りはこれ。ホルガーはゾンビみたいと言っていますが、このあまりかわいらしくないところが逆にかわいいんです!
頭にバラがついています
2つのタワーのSt. Michael (聖ミヒャエル教会)。丘からバンベルクが一望できます!高いところにあるので、ゼーゼーいいながら階段を上ります。
最近オープンした彫刻公園。あまり広くありませんが、1人のアーティストが作った約15の作品が置いてあります。
時々シルバーの作品もあります
花の間にも作品が置いてあります
お散歩ペンギン
こわいぞ!
バンベルクから車で30分ぐらい行ったところにももう1つすごい大きな彫刻公園があります。
道案内も手作り風(自然の道を歩きながら作品を探していきます)
自然を生かした大きな作品が多いです
大きいミュラーさん(10メートル以上?)
色鉛筆みたいな作品
出口にある大きな魚
その他、街で見つけたステキなものを紹介したいと思います。
まずはおなじみのマンホール。バンベルクオリジナルの絵が描かれたものは残念ながらありませんでしたが、いろいろな模様のマンホールがたくさん見つかりました!穴の開いたマンホールが多かったです。
道路を見ながら歩いているといろいろな発見があります。
イチョウの模様?
コンクリートから下に埋まった石畳が出てきています
お店の看板もいろいろあります。
ギャラリー入り口
自転車がワラで覆われています
ノースマイル!
学校の入り口
ドアの装飾や取っ手もおしゃれです。
カギ屋さんのドア
シンプルなドアでもよく見ると...
何のためのドア?
窓の装飾がうつくしい!
階段の装飾(細部にも装飾)
ノックノック!(カーリーヘアー!)
パン屋さんのドアノブ(大切そうにパンを抱えています)
ドアの取っ手(日本風)
バンベルクにも住んだことがあるドイツ人作家E.T.A ホフマンがストーリーを書いたというドアノブもあります。
幸せそうな顔
ドアノブを買うこともできます(18ユーロ!)
窓の留め金にも顔がついています。
2種類の顔があります。活躍の場がないとうなだれ気味(右)。
まつぼっくりもありました
カトリックが多いので、家の壁にキリストやマリアの像が飾られています。ベルリンはプロテスタントが多いので、こういう家は見たことがありません。
宗教の意味はないと思いますが...(ブタは幸福のシンボル)
秋には作物が無事収穫されたことを祝う収穫祭があります。教会にたくさんの野菜や果物が寄付されていました。これらの作物は老人ホームなどに寄付するそうです。私も高校の時にキリスト教系の学校に通っていたので、収穫祭の時は学校に果物を持っていきました。ちなみにミュンヘンのオクトーバーフェストも収穫祭のイベントです。テレビで毎日のように会場で盛り上がっている様子(民族衣装を着た両手に大きなジョッキを抱えているウエイトレスやベロンベロンの真っ赤な顔のおじちゃんたち)をよく見ます。
教会の入り口(礼拝のお知らせ)
教会内の階段に並べてありました。緑の紙には"DANKE für die Spende(ご寄付ありがとう)"と書いてあります。
こちらはかご入り、かつパイナップルの布の上に置いてありました。
収穫祭用?クリスマスによく見かけるリースを木からぶら下げたもの。初めて見たときはビックリしました。
他にもたくさんステキなものやおもしろいものに出会いました。
お店の入り口
天使がリラックスしています
カラフルなこびとたち
悲しそうな顔のダックスフントの置物
GARTENガエル(庭に席がありますということらしい)
門の装飾
花や王冠がついています
乗り物
不思議な形の自転車
後ろに子どもを乗せて走ります
怪我人専用?
壁アート
ベネトンショップの壁から飛び出ているユニコーン
ご自由にどうぞ!
アンペルマンもバンベルクへ!
バンベルク大学生の卒業制作
つたもアートです
街中アート
バンベルクにもぽっちゃりさんが寝そべっていました
おまけ
ホルガーの家のポスト
バンベルクも見どころがたくさんあります!
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