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[2010年10月]

投稿日時:2010/10/14(木) 15:07

ベルリンはものすごい勢いで冬に向かっています。今年の夏は本当に短かった... 35度以上の日々が数週間続いたのもつかの間、8月の終わりからもう既に秋の気配が感じられ、今はもう初冬のようです。気温は10度以下!まるで東京の12月のような天候です。でも秋晴れが続き、青い空に、赤や黄色の葉っぱがはらはら舞っています。道路は一面葉っぱのカーペット!

 

ベルリンの秋はイベントが盛りだくさん!

東西ドイツが統一されて20年である今年の10月3日はライヒスタークやブランデンブルク門前で盛大なイベントが行われました。20年前は高い壁が東ベルリンと西ベルリンを隔てていたその場所で、東西ドイツ人と一緒にさらなる歴史の第一歩を迎えられとても感慨深い1日でした。




ついに今年も "  Festival of Lights " が始まりました!テレビタワー、大聖堂、ブランデンブルク門をはじめ、60以上もの建物が2週間にわたりカラフルにライトアップされます。
毎年照明デザインが変わり、まさに光のアートです。昨年のライトアップは こちらをご覧ください。

  ベルリン中央駅

寒さに負けず(!!)、ベルリンの秋を楽しみたいと思います。

ノルウェーへ[2010年8月]

投稿日時:2010/08/13(金) 12:33

8月と言えば、夏真っ盛り! ギラギラな太陽に蝉がミンミン、蒸し暑さで体から汗が止まらず、アイスやスイカを食べまくり... だったはずが、何かが違う!! そう、ベルリンの夏は短期集中型猛暑だったらしく、ノルウェー旅行から戻ってきたら、既に秋の日差しで、風もヒンヤ~リ。ちょっと早すぎでは?? もしかしたら暑さがまた戻ってくるかもしれないとまだ期待して待っています。

夏と言えば、もう1つ、ドイツ人にとって重要なことがあります。それはホリデ~!!! 休みに人生をかけていると言っても過言ではないほど、ドイツ人はながーーい休暇(3週間以上!)を楽しみに日々の仕事に励んでいます。そして私もベルリンで暮らし始めてから、日本にいた時以上に旅行をしまくっています。今年はもう既に、日本、パリ、アムステルダム、ドイツ国内旅行、そしてついにノルウェーに行き、北欧制覇です!!

未知な国ノルウェー... フィヨルドの大自然、サーモン、ベルゲンのカラフルな街並み、ムンクの叫び、リレハンメルオリンピック(街の名前の響きのみ)。。。という漠然なイメージしかありませんでしたが、ついに上陸してきました。と、言っても今回の旅行は南ノルウェーのみでしたが、スウェーデン、デンマーク、フィンランドなど他の北欧の国々よりもいまいち知られていないノルウェーを味わうことができ本当によかったと思います。とにかく人が優しく、お年寄りでもきれいなイギリス英語を話し、のんびりしていて、魚が新鮮で、大自然がいっぱいあり、シンプルなノルウェーデザインの家具や雑貨などなど。ただあまりの物価の高さに絶望感... 今後ノルウェー写真を更新していく予定なので、是非ご覧ください!


 カラフルな三角屋根が続くベルゲン

 今年完成したばかりのオペラハウスがあるオスロ

夏は暑い!冬は寒い![2010年7月]

投稿日時:2010/07/16(金) 15:36

今年の冬は長く厳しく、夏は蒸し暑く、またまた厳しい!昔父がよく言っていた、"夏は暑い!冬は寒い!”、まさにそのひと言に限ります。5月中は冬のコートが片付けられないくらい寒かったのに、6月半ばぐらいから春を飛び越え、連日35度前後の日々、長時間日に当たると肌がジリジリ痛くなります。オフィスも電車の中もクーラーが普及していないので、汗だく。。。夜も暑くて寝られません。3月に引っ越した新しいアパートは、4階で日の光がたくさん入る分、熱も逃げないので、とにかく暑い!そんな中、今売れているのは、扇風機とクーラーだそうです。そんなものドイツで売っていることすら知らなかったです!でもどこでも売り切れらしく、注文して届くのは秋頃だとか。来年の夏に備えて一足先に(一歩遅れて?!)買っておいた方がいいのかな?でもドイツの新幹線ICEではクーラーが故障したせいで、車内温度が50度を超え、病人が続出したらしいです。と言うことは、あまりクーラーの質が良くない?

それにしてもあっという間に今年も後半戦。HPを更新しない間も、初パリ旅行、両親のドイツ・オランダ訪問、新しい仕事開始などなど充実していながらもバタバタしているうちに時間が過ぎてしまいました。

先週までドイツ全土で大盛り上がりだったワールドカップ (Weltmeisterschaft、略してWM)。街中もお店も新聞もサッカー一色。試合のある日は朝からみんなソワソワ、ユニフォームを着て全身サッカーモードの人たちがビール瓶片手に応援に駆けつけ、試合中はブブセラに花火に叫び声にものすごいうるさかったのですが、ドイツが優勝候補から外れた途端、一気にしーん。サッカーファンたちはショックで寝込んでしまったのでしょうか。

車にもバルコニーにもドイツの旗がひらめき、カフェもレストランもドイツモード。どこのお店にもテレビやスクリーンが設置され、大にぎわい。いつも人が入らないお店でもテレビがあるだけで大繁盛でした!

 スーパーの広告もサッカー式。

サッカー終了後は、みんなホリデーモードです!

今年後半もしっかりドイツ語を学んで、楽しいベルリンライフを送り、おもしろレポートを発信していきたいと思います!

春!![2010年4月]

投稿日時:2010/04/16(金) 19:22

長い冬がようやく終わり、ベルリンにもようやく春が来ました!先月末から夏時間に切り替わり、日本との時差は7時間になりました。今までより1時間も早く起きなくてはならず、軽い時差ボケがしばらく続いています...zzz...
丸坊主だった木から日に日に芽が出てきて、あっという間に緑が茂り、新緑がきれいな季節になりました。桜に似たピンクの花があちこちで咲いていて、チューリップもとてもきれい。とは言え、まだまだ肌寒い。。。日中気温は10度以下で、典型的なドイツの春(どんより曇り空の日が多く、天気がコロコロ変わる!)です。それでもオープンカフェでお茶しているドイツ人はツワモノです!

日本からドイツに戻ってきて、とにかくバタバタな日が続いています。引越しの準備に引越し後の片付け、ドイツ語のクラス、新しいバイトなどなど。。。春と共に新生活がスタートです。

イースターでは貴重な体験をしました。なんと朝の5時半から教会でのイースター礼拝に初参加しました。眠い目をこすりながら教会へ。まだまだ日が明けず真っ暗です。そして教会の中も真っ暗!何も見えない... 礼拝の途中で1人1人のキャンドルにゆっくりと灯がともり、そして夜が明け、教会の中に光が!渡独前までは、ドイツの最大のイベントはクリスマスだと思っていましたが、本当はキリストの復活を祝うイースターなんだそうです。キリストが私たちの生活に光をもたらしてくれた、というのが今回の礼拝のコンセプトだったようです。なんとも神秘的な体験をしました。

 教会でのイースター朝食(カラフルなバニー・エッグがキュート!)

  
ベルリンの桜も一気に満開になりました!お花見客が全然いなくてどこも穴場!


今回の冬は長く、とても厳しい冬でした。春が来て、緑が増え、日が長くなり、急に世界が明るくなった気がします。
これからドイツの春を楽しみたいと思います!

Berlinale[2010年2月]

投稿日時:2010/02/22(月) 17:45

極寒のドイツにもようやく春が近づいてきました。何十センチも積もっていた雪が溶け始め、道が見えるようになりました!雪が溶けるにつれ、雪の下に埋もれていたゴミが一気に現れ... 道全体がまるで古代の貝塚のようにも感じます。タバコの吸殻、滑り止めの大量の砂利、大晦日に飛ばしたであろうたくさんの花火、食べかす、犬の糞... 決してきれいなものではありません!雪が降る前の人々の生活が見えたと言うと大げさですが、まるで止まっていた時間が帰ってきたように思えました。

寒い中でも2週間ベルリンを盛り上げていた国際映画祭"Berlinale"も昨日ついに閉幕。「キャタピラー」主演の寺島しのぶさんが最優秀女優賞、また山田洋次監督も特別功労賞"ベルリナーレ・カメラ賞"を受賞しました。
今まで2月は日本に帰国していることが多かったのですが、今回初めて"Berlinale"の雰囲気を楽しむことができました。東京ではほとんど日本映画を見ることはなかったのですが、せっかくの機会なので山田洋次監督の2作品「おとうと」と「京都太秦物語」を鑑賞して来ました。どちらの映画も会場はほぼ満席状態で、大きな笑い声やラストは涙や鼻をすする人がたくさん!会場の人たちと「日本」を共有することができました。

 Berlinale会場のBerlinale Palast(メイン会場)

今年のカラーは紫のバッググラウンドに蛍光黄色の"Berlinale”の文字。街中至るところにポスターが貼られていました。

 
クマちゃんキャラクター(おしりが突き出た感じがキュート)

 上映プログラム(映画のタイトルがずらーり!)

 チケットを購入(なんと6ユーロ!)
 
ラッキーなことに「京都太秦物語」を上映後、主演の海老瀬はなさんとプロデューサーが登場!
「おとうと」上映後も期待していましたが、山田監督も吉永小百合さんも残念ながら現れず...

 
会場に飾ってあったサイン入り特大写真パネル(様々な俳優や監督たちの写真パネルと一緒に並んでいました)

 毎年デザインと素材が変わるバッグ。グッズもいろいろ!

来年のBerlinaleも楽しみです!

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